季節の漬物

50歳おっさんの漬物の作りのコツ5選「旬な野菜」「器」「重石」「塩」「いろいろな漬物」

漬物作りのコツ5選

50歳から急激に代謝が落ちていきます。体重が落ちにくくなつたりしていませんか?

実は、人生の折り返し地点の50歳で初めて感じた体の衰え。一番感したのは、30代に比べると脂っこい物が食べれなくなるという現象です…

なぜなら、50歳は白ご飯と漬物だけで体は満足する年齢です。このブログでは50歳おっさんが、簡単に漬物を漬けれるようになるまでをご紹介いたします。

cm

こんにちは
cm100です

知らないことを探求するオッサンのブログへようこそ!

私は趣味で10年以上漬物を作り続けており、季節の美味しい漬物を紹介しています。また、楽器業界に30年以上身を置いており、その豊富な知識を記事にしていきたいと考えています。

マツコの知らない世界の大ファンでもありますので、気になった内容は積極的に取り上げています!

このブログでは、50歳おっさんが発酵食品に目覚め季節の美味しい野菜を漬けていくことを紹介していきたいと思っています。

この記事では、漬物を漬けるコツ、漬物の塩分濃度計算フォームなど基礎的なことを書いております。

漬物を漬けるコツ

白菜君
キムチ、白菜漬けなんでもござれ。
  1. 旬な野菜の選び方
  2. 漬ける器の選び方
  3. 重石の選び方
  4. 適切な塩分濃度
  5. いろいろな漬物の漬け方を学ぶ

漬物は塩や酢による漬け込みで発酵させた物のことを言います。

コツ①旬な野菜の選び方

  1. 11月〜12月 白菜、カブ、大根
  2. 1月〜2月 休み
  3. 3月 春野菜 春キャベツ、セロリ、高菜、アスパラ
  4. 5月 茄子、ラッキョウ
  5. 6月 梅(一番忙しい季節)
  6. 7月 新生姜、ミョウガ、きゅうり、ゴーヤ、オクラなど
  7. 8月 きゅうり、ミョウガ、ピーマン
  8. 9月 きゅうり、ミョウガ
  9. 10月 にんじん

11月〜12月の白菜、大根はキムチ、白菜漬け、沢庵にするので1月〜2月まで食卓に並びます。3月の春野菜はザワークラウト、ピクルス。5月のラッキョウは塩漬け、酢漬けと忙しい季節になります。

メインは6月の梅ですかね。
この時期が一番忙しい季節です。7月の土用干しに向けて梅を漬けます。あとの月は旬な野菜を糠漬けで楽しみながら11月の白菜を待つって感じでしょうか。

旬の食材百科 旬の野菜→こちら

コツ② 漬ける器の選び方

リス樽10L
リス樽10L

リス樽10Lがあると便利です。

  1. 白菜 2株(漬け始めは蓋が閉まらなくても良い)
  2. 沢庵(寒干し大根)15本〜20本
  3. 梅2L 5Kg [3L 4kg]
  4. 糠漬け 混ぜやすい
大根

11月下旬〜12月上旬に出回る白菜は身が締まっているため10型だとギリギリかもしれない。余裕があるのは15型だ!!キムチなど大量につける場合は20型でもいい。目安としては白菜2株10型ギリと考えておくといい。

リス樽→こちら

コツ③ 重石の選び方

重石
重石
  1. 漬ける野菜の2倍の重石が必要
  2. トンボのプラ重石が消毒、持ち運びに使い勝手がいい
  3. その辺の石でもいいが消毒はきちんとすること

コツ④適切な漬物の塩分濃度計算フォーム

  1. 白菜漬け 白菜の重量に対し2%~5%
  2. 沢庵 干し大根の重量に対し2%
  3. 梅干し 梅の重量に対し15%~20%
  4. 糠漬け 当の量に対し10%程度
  5. キムチ 白菜の重量に対して2%

漬ける時の塩分濃度目安です。
最近、減塩ブームで塩分の少ない漬物が多いと感じています。

白菜漬け用のの計算フォームですが他の漬物にも使えます。

精製塩とは?伯方の塩との違い。

伯方の塩
伯方の塩
精製塩と伯方の塩の違い

精製塩
岩塩や海塩からナトリウムクロライドを取り出し、不純物を取り除いた塩の事を精製塩と言います。

伯方の塩
海水を溜め込んだ塩田で結晶化させた塩。自然の要素を与えるため独特の風味がありミネラル成分が含まれる。

簡単に説明すると上記のような内容です。使う塩を精製塩でも伯方の塩のようなミネラル分を含んだ塩でも、お好きな方を使うと良いでしただし。個人的には価格も数百円くらいの差しかないので、精製塩よりミネラル成分を含んだ塩の方が美味いですね。

あと個人的な感想ですが白菜の水の上がりも早い気がします。

コツ⑤ いろいろな漬物の漬け方を学ぶ

  1. 白菜漬け
  2. キムチ
  3. 沢庵
  4. 糠漬け
  5. 梅干し
  6. ザワークラウト
  7. ピクルス

パッと思いつくだけで、これだけ漬物はあります。もっと探せばいろいろ出てきますが大乗的な漬物だけでも1年通して十分に楽しめます。

あまり多く覚えたくないなって人は6月の梅干し、11月〜12月白菜が一番美味しい時期の白菜漬け、キムチがオススメです。梅干は1回作ってしまえば数年保ちますので毎年作る必要はありません。

ただし、あると便利なのは④糠漬け
1年通して食卓に漬物を供給することができます。漬け方も簡単ですし奥が深い漬物です。各家庭で全然味も違ってくるから漬けていて面白いですよ。

糠漬けは気温が低いと発酵に時間がかかります。また逆に夏場は発酵が早いため漬ける時間を短くします。このように手軽に漬けれて味が変化する漬物は珍しいので是非一家に一台糠床を常備しましょう。

厚生産業株式会社様
発酵のお話 保存期間や塩の量など書かれています。

まとめ

  1. 50歳からでも漬物は簡単に始められる
  2. 最初はリス樽10型で楽しむ
  3. 慣れてきたら樽サイズを大きくする
  4. 重石は漬ける野菜の2倍必要。直接入れないならバーベルでも可能
  5. 旬の野菜を漬けよう
  6. 梅干、白菜漬け、キムチはおすすめ

次回は一家に一樽あると便利な「糠床」について書いていきたいと思います。

参考文献
東京工業大学  漬物発酵菌叢と乳酸菌

以上です。

ABOUT ME
cm100
こんにちはcm100です。 趣味として十数年やっている漬物作り、自分が気になったことへの探求。 そして本職は楽器修理、販売を30年ほどやっており、このブログでも楽器関係の豆知識や気になったことも書いていきます。
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