季節の漬物

万能調味料「塩麹」を使ったスパイス塩麹の作り方と塩麹の「鶏ハムレシピ」

スパイス塩麹アイキャッチ

発酵食品で一番便利がいい食材。
「塩麹」

作り方も簡単
検索すれば、すぐHITするほど有名な万能調味料

今回は、塩麹とスパイスを混ぜたスパイス塩麹をご紹介します。

cm

こんにちは
cm100です

知らないことを探求するブログへようこそ!

私は趣味で10年以上漬物を作り続けており、季節の美味しい漬物を紹介しています。また、楽器業界に30年以上身を置いており、その豊富な知識を記事にしていきたいと考えています。

マツコの知らない世界の大ファンでもありますので、気になった内容は積極的に取り上げています!

この記事では塩麹を使ったスパイス塩麹の魅力を書いています。塩麹は知っているけどスパイス塩麹ってどんな時に使うの?って思う方は是非続きを読んでください。

スパイス塩麹の作り方

スパイス塩麹
スパイス塩麹
  1. 米麹200g
  2. 塩60g(伯方の塩など)
  3. お湯(40°)300cc
  4. コリアンダーパウダー小さじ1
  5. クミンパウダー小さじ1
  6. ターメリック小さじ1
  7. オールスパイス小さじ1

最初に米麹200g、塩60gを混ぜます。
そして40度ほどに冷ました、お湯を入れ満遍なく混ぜます。

これで塩麹が完成しました!!

あとは④〜⑧のスパイスを加え、さらに混ぜます。

私がよく買ってる麹

スパイス(クミンパウダー、コリンアンダー)

*注意点
スパイスなど匂いがある物はタッパに入れ保存するとタッパに匂いが付いてしまい洗っても取れなくなります。保存容器をステンレス製にするか匂いが付いていい専用のタッパにした方がいいでしょう。

お疲れ様でした。
これでスパイス塩麹完成です。

発酵日和 塩麹とは

発酵

スパイス塩麹
スパイス塩麹

塩麹、スパイス塩麹など作る工程は非常に簡単です。

でも塩麹(スパイス塩麹)は常温で発酵させないと使えません。

仕込んだ塩麹(スパイス塩麹)を容器に入れ常温で1週間かけて発酵させます。

  • 発酵の目安
  • 夏場1週間ほど
  • 冬場2週間ほど
  • 毎日スプーンでかき混ぜる
  • 塩麹がドロドロになれば完成

塩麹を作る工程で、お湯を入れますが麹が水分を吸収するため発酵前の麹は粒が小さく硬いままです。ですが、約1週間〜2週間経てば水分を吸って発酵も進みますので、塩麹(スパイス塩麹)がドロドロになってきます。

塩麹 発酵後
塩麹 発酵後

画像は塩麹ですが常温発酵すると、このようにドロドロになってきます。

あとは冷蔵庫に入れ保存です。

保存

完成した塩麹(スパイス塩麹)はタッパなどに入れ冷蔵庫で保存します。

保存期間は1年ほどは保つと思います。

正直、普通の塩麹は1回作っても使用頻度が高いため1ヶ月くらいで使い切ってしまいます。

スパイス塩麹は普通の塩麹ほど使用頻度は高くないため、3ヶ月ほどで使い切っていますが問題なく使えているので1年ほどは大丈と思います。

スパイス塩麹レシピ3選

スパイス
スパイス

カレーの隠し味
市販のカレールーで作ったカレーに隠し味で入れるとコクが出ます!こ塩麹には塩分と甘さがありスパイスも入っているため一味違うカレーになりますね!

唐揚げの下味
塩麹には肉や魚を柔らかくする効果があります。ジップロックに鶏肉を入れ塩麹(スパイス塩麹)を大さじ2を加え良く揉み込んで一晩置くとスパイス塩麹の鶏肉仕込みができます。あとはお好きな粉を付けて揚げてください。

麹は焦げやすいので、いきなり高温で揚げると高確率で焦げてしまいます。160度くらいの温度で、じっくり揚げてください。

胸肉の鶏ハム(カレー風味)
ジップロックに入れた胸肉をスパイス塩麹で揉み込みます。一晩置いたら胸肉のスパイス塩麹仕込み完成です。

以上3選です。
この中で鶏ハムだけ少し解説が必要なので作り方を紹介いたします。

鶏ハム(スパイス塩麹)の作り方

鶏ハム
鶏ハム
  • 用意する物
  • 鶏胸肉
  • 塩麹(スパイス塩麹)
  • 肉に穴を開ける道具(筋切り、竹串など)
  • ジップロック
  • 大きめの鍋

大きめの胸肉を2枚ほど用意します。

筋切り器で穴を開ける
筋切り器で穴を開ける

胸肉に筋切りや竹串で、塩麹(スパイス塩麹)が染み込むように穴を開けます。

ジップロックに胸肉を入れ、塩麹(スパイス塩麹)を大さじ3入れて良く揉み込みます。

ジップロックに入れ揉み込む
ジップロックに入れ揉み込む

揉み込んだら、ジップロック内の空気を抜いて冷蔵庫で一晩寝かします。

漬け込んだ胸肉を茹でる

塩麹で漬けた胸肉を鍋に入れる
塩麹で漬けた胸肉を鍋に入れる

胸肉が2枚重ならないで入れられる鍋を用意します。

cm

この時、胸肉に付いた塩麹(スパイス塩麹)は、こそぎ取ったり洗ったりしてはダメです!!

胸肉に付いている塩麹を刮いだり、水で洗ったりすると旨味が全て逃げてしまいます!!

鍋に皮目を下にし胸肉を入れます。そして水を入れるのですが、この時の水の量は胸肉が、きちんと浸かる量です。使う鍋の大きさにもよりますので各自で判断してください。

水の量
水の量

最初、火は中火です。この時、鍋の蓋はしません。

そのうち、ぐつぐつと小さな気泡が上がってきます。

気泡が上がってくる
気泡が上がってくる

気泡が上がってきたら火を弱火にして、トングなどで皮目を上にするように裏返してください。

皮目を上にし2分30秒弱火で煮る
皮目を上にし2分30秒弱火で煮る

弱火で2分30秒ほど煮ます。

もう一度、皮目を下にし火を止めます。

鍋に蓋をし20分ほど置きます。

20分経ちましたら、これ以上、胸肉に火が通らないように鍋から取り出します。

後でスープにするため胸肉を煮た煮汁は捨てないでください。

保存はジップロックが少ない煮汁で胸肉を保存出来るので良いのですが、この時点で胸肉は熱々なのでタッパやお皿に入れ冷ましてからジップロックに入れ保存します。

保存する容器に皮目を下にした胸肉と煮汁を入れる
保存する容器に皮目を下にした胸肉と煮汁を入れる
cm

胸肉がパサパサにならないように、胸肉がつかる程度、煮汁も一緒に入れよう!!

鶏ハム
鶏ハム

お好きな大きさにカットして食べてください。塩麹(スパイス塩麹)の優しい味が付いている鶏ハムが完成します。

胸肉 塩麹(スパイス塩麹)スープ

煮汁(スープ)
煮汁(スープ)

塩麹(スパイス塩麹)を茹でた茹で汁

好みもありますが個人的に、とても美味しいスープだと思っております。

それではスープの作り方です。

胸肉を取り出したら、再度沸騰させ灰汁を取り除きます。

このまま飲んでも優しい味で悪くないのです。

でも、」少し物足りない味なので、我が家では薄口醤油(または塩)を入れ味を整えます。

完成です。

薄口醤油や塩の量は煮汁の量によって変えてください。最初は薄口醤油大さじ2程度(塩小さじ1)程度を入れて味見します。足りない場合は少しずつ足してください。

優しい麹の甘さと胸肉から出た出汁が合わさって、とても美味しいスープが完成します。

まとめ

  1. 塩麹とスパイス塩麹の2つがあると便利
  2. 発酵の目安はドロドロ感
  3. 保存期間は1年ほど
  4. 使い方は自由 万能調味料
  5. 鶏ハムの煮汁はスープにすると絶品
  6. スパイス塩麹はカレーの隠し味

いかがでしたか?
塩麹のレシピはネットで溢れかえっています。

簡単で万能調味料「塩麹」
これにスパイスを加えた「スパイス塩麹」も加えるとバッチリです。

市販のカレーの隠し味にも使えます。

唐揚げの仕込みにも「塩麹」「スパイス塩麹」両方とも使えます。

鶏ハムもそうですね。塩麹あっての鶏ハムです。とてもしっとりした鶏ハムが簡単に出来上がります。

ダイエット中のレシピにも使えますので是非一度チャレンジして見てください。

ABOUT ME
cm100
こんにちはcm100です。 趣味として十数年やっている漬物作り、自分が気になったことへの探求。 そして本職は楽器修理、販売を30年ほどやっており、このブログでも楽器関係の豆知識や気になったことも書いていきます。
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