今回は秘密のケンミンショーで紹介された「ぬか炊き」を紹介いたします。
実は私…
地元が筑豊って北九州寄りの
芦屋ってところでした育ちました。
まぁ〜田舎なんですよね。
今回、紹介された北九州小倉の
「ぬか炊き」は全然知りませんでした!
福井の郷土料理「へしこ」が
「ぬか」で魚を漬けて食べるのですが…
まさか北九州小倉で「ぬか」を使って魚を食べているなど50歳になってテレビで初めて知りました。
こんにちは
cm100です。
知らないことを探求するオッサンのブログへようこそ!
私は趣味で10年以上漬物を作り続けており、季節の美味しい漬物を紹介しています。また、楽器業界に30年以上身を置いており、その豊富な知識を記事にしていきたいと考えています。
マツコの知らない世界の大ファンでもありますので、気になった内容は積極的に取り上げています!
この記事では、北九州小倉ご当地グルメ「ぬか炊き」を考察していきます。
「ぬか炊き」と「へしこ」の違い
福井県 へしこは
簡単に説明すると塩漬けした青魚を
ぬかに1年以上漬け込み
熟成させる究極の発酵食品です。
ぬか炊きは糠漬けで使う糠床を使って
「青魚と一緒に「炊く」
なので「ぬか炊き」は
発酵食品ではありません。
また食べる時も、「へしこ」を糠を落として炙って食べますが「ぬか炊き」は糠漬けで使う糠床を入れて調理するので糠ごと食べます。
全然、違いますね。
「へしこ」1年以上熟成と発酵ですからね。
難易度が高すぎです。
「へしこ」やってみたいけど
魚を1年以上漬け込むのは
気合が必要です(笑)
北九州ご当地グルメ「ぬか炊き」
秘密のケンミンSHOW極で
紹介された「ぬか炊き』
私、小倉で働いていたこともあったのですが、当時の記憶を遡ってみても全く記憶にないです。
番組では高校生が「めっちゃ好き」
って言ってますが…
マジで食べているんですね。
小倉だけなんですかね…
なんでも給食でも出るとか。
マジか。
全然出なかったけど。
筑豊だからかな。
京町銀天街 居酒屋「名物ぬか炊き」
マジか…
働いていた時は、
小倉の居酒屋で飲んでいたけど
名物とは知らなかった。
「サバのぬか炊き」
780円
「小倉名物ぬか炊き定食」
880円
焼きうどん屋さんにも
「ぬか炊き」が売られているとは…
いや…
こんなのなかったけど。
あれかな。
小倉が「ぬか炊き」を推しているんかな。
北九州市内の約80店舗で提供中
福岡県庁HP→こちら
福岡県庁HPにも出てるし。
アピールもすごい。
私が働いていたのは30年前
まぁ〜30年前ですからね。
インターネットすらない時代
情報も雑誌やテレビだけですから。
分からないのも仕方ないか。
ぬか炊きは家庭料理の定番
<作り方>
- サバを湯通しする
- 醤油、みりん、酒、砂糖で煮る
- 生姜を加え20分煮る
- 糠床から糠を取り出す
- 鍋にぶち込む
- 5分煮込んだら完成
サバの煮付け作って
糠床から「ぬか」を取り出し
煮ている鍋に「ブチ込んで」
5分煮れば完成とお手軽です。
「へしこ」は1年熟成ですからね。
煮ている時の匂いは
糠床特有の酸味がある匂いがするとか
ぬか炊きの味
醤油で炊いたサバに「
ぬか」が入っているから
「ぬか」の香りが強いみたいです。
その香りが「旨味」に感じられるらしい。
糠の酸味と辛味で青魚の臭みを消す
「ぬか」の香りって独特ですからね。
加熱すると特に強く出ます。
糠漬けだと「古漬け」は炒めたりしますが「ぬか」の香りが強く出て癖になる旨味があります。
結構、癖がある料理なので
風味がダメな人は全くダメでしょう。
それと同じ感じなのでしょうか?
我が家の糠床は冬眠中なので
自分で「ぬか炊き」作るには
少し先になりそうです。
糠床の冬眠方記事→こちら
糠床の野菜の旨味も滲み出る
我が家の糠床は15年ほどです。
この糠床の野菜の旨味が
「ぬか炊き」にすると旨味が滲み出るとか。
普通、糠漬けって
糠は洗い流しますし。
うーん
糠床の新しい使い方
ぜひチャレンジしたいですね。
「ぬか炊き」バリエーション
青魚だと合うのかも。
イワシとか美味しそうですね。
骨まで食べれるし。
サワラとかも美味そう。
あの魚 癖あるし
西京焼きにすると抜群。
「ぬか炊き」と相性良さそうです。
旦過市場 ぬか炊き専門店
ぬかみそだき専門店 ふじた
店は小さそだけどオンラインショップがすごい。
ぬかみそだき専門店 橘屋
ここのWEB凄い。
店頭には定番のサバ、イワシ
あとは手羽先、コンニャク、竹の子もあるみたい
ぬかみそ炊き 宇佐美商店
マジか…ここのHPすごい。
そして糠床100年物
スゲ〜ですね。
100年物の糠床は旨味成分たっぷりでしょう。
普通に糠漬け食べてみたいです。
それにしても
小倉って「ぬか炊き」推しているんですね。
今度実家に帰ったら行ってみよう!
ぬか炊き誕生秘話
- ぬか炊きの起源は不明
- 今から1600年前の小倉藩主 小笠原忠真公が「ぬか炊き」を好んで食べたと言われている。
- 当時、小倉近海ではイワシ、サバがたくさん獲れていた
- 青物を食べるさい糠床を調味料として入れ保存食として活かされていた。
サバ味噌食べない説
小倉市民はサバ味噌食べない?
番組では、全く食べないように言われていますが…
どうなんでしょうね(笑)
普通にサバを食べない人は大勢いそうですがね。
かなり誇張して言っていますがテレビならではかもですね。
原口さんも「自分たちの時代はあんな専門店なかった」と言われているので、「ぬか炊き」推しは最近のことのような気がします。
まとめ
- ぬか炊きと青物の相性抜群
- 井筒屋「ぬか炊き」のタレ販売中
- 小倉ご当地グルメ「ぬか炊き」
- 専門店ではバリエーション豊富
以上です。
いかがですか?
「ぬか炊き」サバ煮に糠床ぶち込むという斬新な煮物ですが、独特の風味が癖になりそうな逸品ですね。