皆さん、リス樽のサイズ迷いませんか?
実は、漬ける野菜や量によってリス樽のサイズが決まってきます。
なぜなら、リス樽のサイズを間違えてしまうと漬ける野菜を小分けにしないといけなくなります。各樽で塩の量を変えていかないといけません。大は小を兼ねる兼ねると言いますが小さい樽より大きめの樽を選ぶ方がいいです。
こんにちは
cm100です。
知らないことを探求するオッサンのブログへようこそ!
私は趣味で10年以上漬物を作り続けており、季節の美味しい漬物を紹介しています。また、楽器業界に30年以上身を置いており、その豊富な知識を記事にしていきたいと考えています。
マツコの知らない世界の大ファンでもありますので、気になった内容は積極的に取り上げています!
この記事では、リス樽にどのようなサイズが存在するか、またリス樽選びで重要なポイントを書いていきます。
この記事で分かることは、白菜漬けのような嵩張る漬物で使うリス樽と梅干しなど、そこまで樽のサイズが必要にない物の選び方です。
コツ① リス樽のサイズを知ろう
<リス樽、家庭で扱えるサイズ表>
- 5L [梅2Lで2kg程度]
- 10L[梅2Lで5kg][白菜1.5株〜2株][沢庵寒干し大根15本]
- 15L[梅2L7.5kg] [白菜3株(2株余裕)]
- 20L [キムチ用 ズッシリ白菜4株ちょい入ります。]
リスプラスティックグループ→リス樽の種類
15Lより大きめのサイズはキムチ作りしか使ったことがないです。ご家庭で扱う場合は10L〜15Lが扱いやすくベストです。
コツ② リス樽選びで重要なこと
- 家族でひと月に消費する漬物量で選ぶ
- 漬物の種類で樽サイズが変わる
- 白菜は水が抜けるまでチギチになりがち
- 沢庵で家庭で大根を干して使うつける時は樽サイズは大きめがいい
- キムチは多いため大きめの樽でたくさん漬ける方がいい
①のひと月で消費する漬物の量で樽サイズを選ぶ
これについては、漬物を賞味期限内で食べ切れる量を漬けることです。(梅干しは例外)白菜漬けを大量に漬けても、どんどん発酵が進んでいきますので最低でも1ヶ月で食べ切るくらいの量がいいです。大人2人なら2株くらいですね。
②、③漬物の種類で樽サイズを選ぶ
一番嵩張る漬物は「白菜」です。多分、白菜漬けの樽選びが一番悩みどころです。リス樽10Lで白菜2株はギリギリ入るか少し溢れるかです。旬のズッシリした白菜はリス樽10Lより15Lがいいと思います。
ポイントは旬の白菜(11月〜12月上旬)の甘くて詰まった白菜を十分に楽しみたい方は迷うことなくリス樽15型で身がギチギチに詰まった白菜を3〜4株漬ける方がいいでしょう。
葉が開いてきた白菜だとリス樽10Lで2株が余裕で入ります。
④沢庵の樽サイズ
普通の大根を家庭で干して使う場合は、大根のサイズが大きいので15L程度がいいと思います。水分が抜けた大根でしたら10Lで4本くらいは入りますね。寒冷地だと、干すのに適しているので、もう少し入ります。寒干し大根でしたら10Lで15本程度入ります。
⑤キムチの樽サイズ
キムチは11月下旬から12月中旬の甘い白菜を使い漬けます。旨味成分も大量に入る為、1度にたくさん漬けて発酵を楽しむ漬物です。後半は徐々に酸味が強くなってきますが鍋にしたり焼きキムチにしたりとバリエーション豊富です。樽サイズは白菜が3株〜4株入る15Lが最低ラインだと思います。
白菜漬けで上蓋が閉まらない時は樽サイズ上げる?
画像はリス樽10Lで白菜2株入れたところです。見ての通り中蓋が上に「チョン」って乗っているだけで重石を置くとメインの上蓋は閉まりません。
でも、これで大丈夫です。
この上から重石を乗せ2晩ほど置きます。そうすると徐々に白菜の水が抜け重石が下がってきます。一番上まで水が上がれば白菜を取り出して2度漬けの工程に入ります。
<白菜2度漬け>
- 下漬けで水が上がれば一旦、白菜を取り出す。
- 白菜をザルに上げリス樽内を良く洗い消毒する。
- 消毒は糠床の冬眠で紹介しています。こちら
- 白菜の水が抜けている為、2株でリス樽10Lの半分程度で収まる。
- 下漬けと同じように白菜→昆布、鷹の爪、塩→白菜の順で漬ける
- 重石は1個だけ入れる
ご家庭で白菜を美味しく食べ切るサイズはリス樽10Lです。10Lでも、そこそこ大きいですがマンションのベランダなどで保管すると考えるとリス樽10Lがいいでしょう。リス樽15L、20Lはヘビーユーザー向けですね。
- 寒干し大根ならリス樽10Lで十分。
- 自宅で何となく干した大根でも4本程度なら十分入る
- 15L、20Lは必要ない
コツ② 梅干し リス樽選び
リス樽 10型
- 梅サイズ2L [5kg]
- 梅サイズ3L[4Kg]
リス樽15Lもありますが、梅干しってバクバク食べる食材ではないので、そう簡単に無くなりません。ご家庭で梅を漬ける場合はリス樽10Lがベストサイズだと思います。
梅干しを寝かすと樽は10Lでちょうどいい。
<梅干しのワンポイント>
梅を干して保存瓶で保管しますが、美味しく食べれるのは半年ほど寝かしてからです。半年寝かすと梅から蜜が出て塩味が円やかになります。さらに1年ほど寝かすと、もっと蜜が出てきますので全然違う味になります。
この、寝かす作業は大事です。干したての梅を、すぐ食べても美味しいですが半年以上、寝かした梅の円やかな味を知ってしまうと元に戻れません。
なので、最初に漬ける5kgの梅から弁当用に1kgほど分け残りは涼しい場所で寝かします。そして次の年、同じように新しい梅を漬けます。
前回と同じように新しく漬けた梅5kgは全て寝かし去年寝かした梅を取り出し蜜が溢れた甘い梅を食べていきます。梅作りは、これを繰り返していきます。
寝かした梅の量を見ながら、梅を漬けるとしを選んでいきます。先ほども言いましたが梅干しはバクバク食べる食材ではないので寝かした梅の量に余裕がある場合は、その年は漬けない年となります。
ストックしている寝かした梅が1瓶になった場合、その年は梅を新しく作って寝かす年です。
なのでリス樽は10型1個あれば十分です。
梅の場合、保存瓶の方が増えていきますのでご注意ください。
まとめ
ここまでリス樽サイズを書いていきました。少しまとめてみましょう。
- 白菜2株だとリス樽10型でギリギリ、15型だと余裕
- マンションだと沢庵は寒干し大根を使うので10型で十分
- 白菜漬けで重石を乗せ上蓋が閉まらなくとも気にしない。
- 梅干しは家庭で食べる分はリス樽10型で十分
次回は梅干し作りに必要な材料などご紹介します。
以上です。